手編みのメンズマフラーの長さは?

手編みのメンズマフラーの長さは?

手編み講師 棒針編み大好きなtomominです。
ハローウィンも終わり、年末へ向けてのイベントといったらやはりクリスマスですね。
彼に何か手編みのアイテムをプレゼントしたいと考えている方はいるでしょうか?

手編みのセーターと言うと、編むのにも時間が掛かるし
プレゼントされるのは重いとか、趣味と合わないので着られないとか
あまり良い評判を聞かないのも確かですね。

今日は手編み初心者さんにも手軽に編めて、贈られたメンズにも喜んでもらえるアイテムをご紹介します。

マフラーはNG?!

手編みの巻き物というと、一昔前は長いマフラーが主流でした。
根気さえあれば、ただひたすら真っ直ぐに編むだけなので
初心者さんにも比較的簡単に編めるアイテムなのは確かです。
編み地はゴム編みやガーター編みなどシンプルなものにするとよいでしょう。
ただ、メンズ用のマフラーってとっても長いんですよねぇ。
例えば首にひと巻きするタイプだと、だいたい身長よりちょっと長いくらい。
短めでも150cmは必要です。
メンズのマフラーの幅はというと、毛糸の太さにもよりますが、
大体20cm程度と思って頂いたら良いと思います。
幅20cmで長さが150cm~180cmのメンズマフラーを編むのって結構大変です。
毛糸も(これも太さにもよりますが)200gから300g必要です。
そして作品の面積が大きいほどアラは目立ちます^^;
たくさん毛糸を使うので、糸と糸のつなぎ目も多く、裏と表が見えるマフラーでは
糸始末にも神経を配らなければなりません。
更に、編みあがったマフラーは手編み感満載になる場合が多く、
一生懸命編んでくれたのは嬉しいけれど、
手編みとバレバレなのは恥ずかしい…という男性心理も解ります。

メンズスヌードがおすすめな理由

その点スヌードは首回りを覆うだけですので
60㎝~70cmくらいの長さで済みます。
幅はマフラーと同じ20cm位~、ざっくりした素材で2重に巻く場合はもっと幅広でも良いでしょう。
小ぶりなアイテムですので、マフラーに比べると気軽に短時間で編めるのが魅力です。

首回りは敏感ですのでチクチクしない、肌触りの良い素材を選びましょう。
少々お値段は張りますが、カシミアやヤク、アルパカなどが含まれている毛糸がおすすめです。
カラーは派手過ぎず、彼が好きなカラーを選びましょう。
編み目が不揃いになってしまうのが気になるようでしたら
単色の毛糸ではなく、色々なカラーが混ざった毛糸やネップ状のプチプチが付いた毛糸、
または団染めになっている毛糸などを選びましょう。
シンプルなメリヤス編みをキレイに編むことが意外に一番難しかったりしますので
もし単色で均一な太さの毛糸を使う場合は
編み地に縄編みなど簡単な交差編みの模様が入っているものを選ぶのもおすすめです。



ニットキャップ

もし輪編みや減目ができるのでしたら、ニットキャップもおすすめです。
ニットは伸びますので多少のサイズ感の違いは吸収してくれますし、
やはり小さいアイテムですので、手軽に編めて、よく帽子を被るメンズには
重宝すると思います。

ハンドウォーマー

どうしても手袋は5本指を編むのが難しいのですが、
ハンドウォーマーでしたら初心者さんにも簡単に編めます。
親指の穴を開けたものや、ただの筒状のものなど
ネットで検索すると無料の編み図も沢山みつけることができるでしょう。
ほとんどの人がスマホ操作をする時代です。
手の指が自由になるハンドウォーマーはどなたに送っても喜んでもらえるアイテムでしょう。

靴下

これは何回か編み物をしたことのある人ならばおすすめです。
手編みのソックスは暖かで、蒸れません。
一度履いてみないとその快適感はわからないと思います。
それにあまり見えないアイテムなので少々色で遊んでも大丈夫です。
何よりも靴下を贈られるって、とても大切に思われていると感じるらしいです。
足元に寄り添うアイテムですからね。
あなたの大切に思う気持ちが伝わること間違いなしです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
素敵なクリスマスの準備の時間になりますように。
れっつ えんじょい にってぃんぐ!

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