はじめまして 棒針編み大好きなtomominです。
仕事をしながら編み物講師もしております。
編み物ブログタイトル「ツギナニアム?」
は「次何編む?」と「次何編もうか?」から。
編み物好きが次編むものを考えながらワクワクする感じなのです。
また、生徒さんが楽しくてまた次の作品も編みたくなるような雰囲気の教室であるようにという願いも込めています。
編み物歴は結構長く
母も祖母も編み物をしていました。
子供の頃はもっぱら母に頼まれて毛糸の枷を両手に掛けて
ぐるぐる回す枷繰りのお手伝いをしていた記憶があります。
初めて編んだのは小学校1年生のとき。
かぎ針編みのミトンでした。
家に下宿していた大学生のお姉さんから教わったのですが
とにかく手が硬くて、カッチカチのミトンに編みあがりました。
中学生位までは、母の編んだサマーセーターとか普通に着てました。
そのころは着るものに目覚めていなかったですし。
自分で編みたいとかは無かったですね。
クラスの友達に、将来何になっているかというイメージを聞いたら
「編み物の先生」と言われたことがありました。
たぶん、ボーッと穏やかな性格だったんでしょうね。その頃は。
その後、「編み物の先生」になりそうなキャラとは程遠い
10代後半~20代を送ることになったのですが…
すごい、今になってその通りになったのが「予言?」とても不思議です。
思春期はあんまり編み物しなかったけれど、
セーターとかマフラー程度は何となく自己流で編んでました。
家には母が買ってそのまま在庫になっている毛糸が段ボールにうなってましたし。
その頃一番印象的だった編み物のエピソードといえば、
10歳近く年上の男性のいとこが
家にはじめて婚約者さんを紹介しに来たときのこと。
とてもステキで手の込んだセーターを着ていたんですね。
どんな柄だったか覚えていませんが、
フェアアイルのような糸の細い多色使いのセーターだった気がします。
それが婚約者さんの手編みだったということ。
それはとっても上手に編まれたセーターでした。
幸せなカップルの象徴的しての彼女の手編みのセーターが
若い頃の自分の記憶の中に焼き付いたのでしょうね きっと。
社会人になってからは、とにかく仕事で忙しく
編み物とは無縁の会社員生活でした。
ときどき思い立って本を見ながら我流でガーッとセーターを編んでみたり
マフラーを編んでみたりその程度。
仕事をしては過労で身体を壊しの繰り返しでしたが
ようやく落ち着いてきた40歳すぎになって
そうだ、編み物できたんだ。と思い出し
自己流だった編み物を基本から学ぶために資格を取ったり
試験を受けたりしながら約10年以上経ち、現在に至ります。
私が編み物再開した2007年頃は、まだまだ手編みって
圧倒的におばあちゃん世代が多い趣味だったんですよね。
申し訳ないけれど、編み物の本や雑誌を見ても編みたいものが無い!
これが着たいってものが全然ないんですよ。。
それがインターネットの普及によって
編み物の情報が自由に入手できるようになった。
編み物サイトやブログをネットサーフィンしていると
今まで見たこともないような素敵な手編みの作品画像に出会ったのですね。
それらがみんな海外デザインのパターンだったんですね。
でも英語で書かれたパターンを編むなんてチンプンカンプンだし
どこから初めていいのかもわかりませんでした。
「いつかこんなセーターが編めたらなぁ」という憧れが
その後の編み物を続けるモチベーションになりました。
このブログでは
今の日本の編み物事情やお役立ち情報
手編みあるあるや日々編み物しながら思ったこと、感じた事などを織り交ぜて書きます。
少しでも手編みが好きな方が増えますように。
手編みがステキなもの、いいものと思えますように。
編み物で世界が楽しく平和になりますように。